復讐に染まる月

2016.10.12 UPDATE

覚醒武器第十弾くノ一の「月輪刀」が登場!

くノ一覚醒武器「月輪刀」

ストーリー 月光に輝く刃と裏切られた絆

真紅に染まる“月輪刀”

細長い谷を通る風がとどまる広い荒野、
馬に乗って荒々しく走りぬける屈強な体格の男たち。 
その中でも最も大きな男が大声で叫んだ。

“走れ、イチ!!”

岩の上に寝転がっていたイチは驚いて岩から落ちた。
それはリュタの東南地方を治めるオエキ族の娘であるイチと、
怠けていた彼女を叱る彼女の父であった。 
リュタ一帯は農作に向いてない荒野であったため、
主に狩猟で食料を確保しながら、皆で力を合わせて生活をしていた。

オエキ族として生まれた者達は自分で自分を守るという信念に従い、
主に小剣と手裏剣のような軽い武器を扱っていた。
トゥリナ川を挟んで隣合うソナン族と領土をめぐって緊迫した状況であったため、
最近では特に修練に力を入れていた。 
オエキ族長はソナン族と友好的な関係を結べるよう努めていたが、
なかなかうまくはいかなかった。
これは族長の娘であり、ゆくゆくはその座を引き継ぐイチにとっても重大な問題であった。
彼女は族長の娘に相応しく賢くて多方面に優れ、思いやりもあった。

ある暑い夏、リュタ一帯を干ばつが襲った。
長い干ばつに耐え切れなくなっていたある日、
小さな水滴がイチの鼻へと落ちた。 
ごく僅かではあったが、それは明らかに雨だった。
喜んだイチは馬に乗って一気にトゥリナ川付近まで走った。 
川辺に降りて少し休もうとした時、川の反対側に倒れている女を見つけた。
イチは女を馬に乗せ、村へと走った。

意識を失っていた女は、手厚いオエキ族の看病により目覚めた。 
その女は自分をソナン族だと明かした。
規律を破り、同族から追われて命の危機に瀕していたという。 
ソナン族という話に族長をはじめ、皆が戸惑いを隠せなかった。 
首を横に振る父にイチは「彼女が可哀想だ、受け入れよう」とすがった。
イチの願いにより、結局はソナン族の女を受け入れることにした。

回復したソナン族の女は夜も更けた頃、イチを起こして見せたいものがあると言った。 
彼女が取り出した物はソナン族の伝統武器であった。
身体を包む程大きな円形の輪で、
丸い面の外側には刃が鋭く光る“月輪刀”という武器だった。
“月輪刀”を扱うソナン族の女の姿を見たイチは、
空を舞う“月輪刀”はまるで微かに光る月のようだと声を漏らした。

するとソナン族の女の表情は明るくなり、その意味について語り始めた。 
“月輪刀”の輪は全てを抱くこと意味し、そして尖端のないその形状は
全ての始まりと終わりが同じということを意味するのだと。
その時、イチにはその意味をまったく理解できなかった。しかし、
何かに導かれるようにその日からソナン族の女に“月輪刀”を学ぶことにした。

ソナン族の女から鍛錬を受けてイチがそれなりに“月輪刀”を扱えるようになった頃、
彼女を不幸の底に突き落とす出来事が起こった。
ソナン族が逃げた女を見つけたのである。
ソナン族の女は逃げ場がないことを悟り、悩んだ末に一族へ手紙を送った。
オエキ族を襲撃できるよう手助けする。だから再び自分を一族に置いてくれないかと・・・・・・。
 
夕方に眠気に襲われたイチは、いつの間にか深い眠りへと落ちてしまった。
そしてイチが目覚めた時、村は炎に包まれていた。
慌て逃げ惑う人々、また武器を手にして戦う光景・・・・・・、
それは悲惨な場景であった。
イチも地面に落ちている小剣を手にして戦ったが、
まともに力を発揮することができなかった。
ソナン族の女が、オエキ族の飲み水に何かを仕込んでいたためである。
しかしそれが無くても相手にならないほど、
ソナン族が扱う“月輪刀”は強かった。 
今まで数による劣勢でオエキ族の領地を諦めていたソナン族だったが、
これにより大打撃を与えることができたのだった。

結局オエキ族は全滅して、一部はソナン族の捕虜となった。
仲間の力添えでかろうじて森へ逃げたイチは森の中で血の涙を流した。
数日が過ぎ、死にかかっていたイチの目に大きな月が目に映った。 
やっとのことで体を起こして生きることを決心し、彼女は再びオエキ族の地に戻った。 

それは見るも無残な光景が広がっていた。 
屍の山の中でソナン族が使っていた“月輪刀”を見つけて手にとると、
何とも言えぬ感情が入りまじり怒りが溢れてきた。 
恩を仇で返したソナン族の女を探したが、
彼女はすでにリュタ地域から姿を消したようだった。

絶望を抱いたイチは、オエキ族の族長である父の墓の前で小さくつぶやいた。

“奴らと同じ“月輪刀”を使い、仇を討とう。月が蒼白になり、全てが深紅に染まるまで。”
動画
動画

スキル 華麗に舞い、月光のように輝く 月輪刀

ウェポンチェンジ 武器を切り替えて戦況を一変

※開発工程により、実際導入される内容と異なる場合がございます。

戦況に応じて「小剣/手裏剣」と「月輪刀」を使い分ける