新クラス ミスティック

12.13 WED.UPDATE

ABOUT

かつてカルフェオンでの戦争にて全てを失った女性。
死の間際、後の武の師匠となる男性に助けられる。

東方の地へ渡り、師匠より武術を学ぶ。
拳法、気功術といった武術を駆使し、
多彩かつ速さに長けた強力な攻撃を繰り出すことができる。

とある男性を探す為に、旅へ出ることとなった。

SKILL

  • 連肘打

    瞬時に敵に近づき、肘による2回連続ダメージを与える。

  • 閃烈拳

    閃光の如く素早く敵に連打を叩き込みダメージを与える。

  • 震脚

    目にも止まらぬ速さで蹴りによるダメージを与える。

  • 双極拳

    両手に全ての力を溜めて敵に強力なダメージを与え、吹き飛ばす。

STORY

戦争が起きた。
何が理由だったかは分からない。

ただただ悲惨だった。

けたたましい砲音、金属の重なり合う音、爆炎、灰塵。
人々の咆哮、叫び声、悲鳴、呻き声。

喧騒から静寂へ。

崩れた廃屋、積まれた死体と血濡れ跡。
全てが終わって全てを失った私が唯一そこにいた。

幼い故に生きる術がなく、しかし幼いながらもその時理解していた。
もうすぐ私も周囲の骸達の仲間入りだと。

身体は動かず、意識も薄れていく。


そんな死にゆく私を救ってくれたのが師匠であった。



師匠は変わり者だ。
何の為に、何の役にも立てない私を助けたのだろうか。
幾度か尋ねたが答えてはくれなかった。全てはぐらかされた。謎の多い人だ。

ただ師匠は私を見て、
私の内には巨大な力と才能を感じると言った。

当時の私には意味が理解できなかったが、
柔和な師匠が強い語調で言ったことから、印象深いことでもあった。

そして、共に遠い東方の地へ向かおうと言った。

寄る辺のない私に拒む理由はなかった。
師匠と共に新たなる生を始めることとなった。



故郷から遥か遠い東方の地での生活は苦汁の日々から始まった。

西方出身者特有の金の髪と青の瞳を持つ私は異邦人としか扱われなかった。
存在を無いものとされる。こんな経験は初めてだ。
新しい何かが見つかるかもしれないという僅かな希望はすぐに摘み取られた。

全てを失ったあの日から心に虚無を感じる日々が続く。
私の世界は色を失ったようだ。白黒だ。何の為に生きている。
あの時、生き残らなければこんな惨めな思いをすることもなかったのかもしれない。
いつしかそう思うことも少なくなかった。

そんな私に師匠はいつしか武術を極めるように勧めた。
正直、興味はなかった。
しかし、何も持たない私は何かを求めるかの如く打ち込んだ。

打ち込んだ甲斐もあるが、どうやら私には武術の才能があったようだ。
教えを得る度に強くなっていく実感がある。

かつて師匠が言ったことはこのことだったようだ。
このまま武術を続ければ生きる術を得ることはできるのだろう。
ただ、やはり興味のないものでは心を満たされることはなかった。

そして武術で名を高めていった私は、存在の無視から次第に嫉妬の対象へとなっていた。
孤独と虚無は変わることがない。


ある日師匠は私にとある人を紹介した。
金髪蒼眼の男性だった。何かを決意した精悍な顔つきをしていた。
故郷から遥か遠いこの東方の地で私と同じような姿に会うとは思いもしなかった。

異邦人にとって過酷な環境となるこの異国の地で、
同じ異邦人がいることに驚きを隠せなかった。

師匠とはどんな関係なのだろうか。
どうしてこんな地にいるのだろうか。
これまでどうやって生きてきたのだろうか。

興味が尽きなかった。
全てを失ってから全てに無関心であった私にとって久しぶりの感覚だった。
彼との話は楽しかった。話しも尽きることもなく、
いつしか彼のことしか考えなくなってしまった。
彼といる時は孤独と虚無を感じることもなくなっていた。


そんな私の心の内など露知れず、彼との別れは突如訪れた。

彼は武神祭を制覇し、西連邦へ所属することとなり
別れも告げずに西方へ旅立っていった。
私は彼に思い焦がれながら海を見つめることが日常となっていた。

短い時間ながらも彼と過ごした時間はとても楽しかった。
何にも興味を抱かなかった自分が興味を抱いた存在。
その時間をもう一度だけ欲し、
私は彼を探す為にもう戻ることのないはずだった西方の国へ旅立つのだった。

SCREEN SHOT

※本ページで公開されている内容は、開発工程により、実際に導入される内容と異なる場合がございます。